2019年9月10日

大分県中部地域の農業体験セミナーが開催されました。

9月8日の日曜日に、大分市内で中部地域(大分市、臼杵氏、津久見市、由布市)の農業体験セミナーがJAおおいた中西部事業部の御協力で開催されました。
日曜日の午前中の開催にも関わらず、7組8名の方に参加いただきました。ありがとうございました。

最初に、地元生産者のピーマン圃場にお邪魔して、収穫作業を行いました。
冒頭、今回お世話になった生産者の方に、農業を始めたきっかけ等をお聞きしました。
対応いただいた生産者の方は、もともと会社に勤務されており、7年前に就農したそうです。
ご両親が農業に従事していたのですが、栽培技術を習得するため、一年間、豊後大野市にある農業大学校にて研修を受けたそうです。
ピーマンは初期費用が低く抑えられ、面積当たりの収量や収益が良かったので始めたとのこと。

現在、ご両親と一緒にピーマンを1ha!!栽培していると聞いて、びっくり!
今後は、一億円の売り上げを目指して、さらに規模拡大したいとのことでした。

収穫して良い大きさを説明していただいた後、4つのビニールハウスに分かれて、作業スタートです。
大きさをじっくり確認しながら、手でピーマンの実を収穫。一時間の作業でピーマンを入れたコンテナが満杯になりました。

その後は、場所を変えて、自分達が収穫したピーマンの調整作業(へた取り)です。
へたを取りながら、収穫した時には分からなかった表面の傷や実の色などを確認し、商品になるもの、ならないものを選別しました。
初めての作業に戸惑いながら、みなさん、一生懸命、楽しそうに作業していました。

午前中の短い時間でしたが、実際に農業の体験することで、農業の大変さや楽しさを実感できたのではないかと思います。