【11月25日(月)】令和元年度新規就農者・研修生等の意見交換会が開催されました。
就農に向けて県内の就農学校やファーマーズスクールで研修中の研修生、新規就農者、先輩就農者、関係機関など74名が参加し、相互の交流や課題解決を目的に、「令和元年度 新規就農者等意見交換会」を大分市内で開催しました。
冒頭、大分県農林水産部の森本理事より挨拶があり「本日参加の新規就農者並びに研修生には、新たな担い手として、本県農業の発展に大きな力を発揮してもらえると期待しています」との激励を頂きました。
研修会では、はじめに県の担当より新規就農者や研修生が活用できる事業についての紹介や注意事項について説明がありました。
引き続き、先輩就農者2名による事例発表、日本政策金融公庫による新規就農者を対象としたフォローアップ調査結果の報告をしていただきました。
先輩就農者からの事例発表では、杵築市で施設柑橘を栽培する岩﨑宏幸氏と豊後高田市でスイートピーを栽培する岩男俊紀氏から、就農してからの苦労や挑戦、心構えについてお話いただきました。参加者は熱心に聞き入っている様子で、先輩農家の新たな取り組みに対する質問もありました。
「先輩就農者がこれまで経験したことはとても説得力があり、大変参考になった」との感想もいただきました。
また、日本政策金融公庫融資企画部就農支援グループの堀内久勝氏からは、
全国の新規就農者の経営実態や課題の傾向、課題解決に向けた効果的な取り組みについて情報提供をいただきました。
新規就農者や研修生にとって、県内各地で頑張っている人たちとの相互交流や先輩就農者からのアドバイスは今後の経営に大変重要になると考えています。
このような取り組みを今後も続け、皆さんの資質向上の一助になれば幸いです。