親が小型底引き網漁業を営んでいたこともあるが、何より海が好きだったから。
会社員を退職して漁業を継ぐにあたって、両親に相談しました。
豊前海の美味しい幸を、新鮮な状態で消費者の皆様にお届けして、「美味かった」と言ってもらえることにやりがいを感じます。
仕事は自然相手なので安定した収入が入ってこないが、頑張れるときに人一倍頑張ればその分の収入が得られます。
漁業に関しては同じ漁業を営む先輩や友人の指導、意見を聞きながら、自分の考えを加えて問題に対処しています。
漁協青年部に所属するだけでなく、地元消防団、地元の祭りを主催する神社の氏子としても活動しています。
漁獲量自体が減少していることから、経営改善の一つとして、6次産業化*に取り組み始めました。
底引き網の漁獲物は価格の安い、小さなものが多いため、加工により付加価値を付けて売り出しています。
農林水産省HPより
*農林漁業の6次産業化とは、1次産業としての農林漁業と、2次産業としての製造業、3次産業としての小売業等の事業との総合的かつ一体的な推進を図り、農山漁村の豊かな地域資源を活用した新たな付加価値を生み出す取組です。これにより農山漁村の所得の向上や雇用の確保を目指しています。
「農林漁業の6次産業化」 http://www.maff.go.jp/j/shokusan/sanki/6jika.html
大海原で仕事をするなら漁師が一番です。一緒に頑張りましょう。